前回の記事では、私たちが「建築条件付き土地」を選んだ理由と、その正直なメリット・デメリットをお伝えしました。今回は、いよいよ家づくりの本番。指定されたハウスメーカーとの打ち合わせについて、私たちの実体験をもとに詳しくお話しします。
「このメーカーで本当に理想の家が建つの?」「追加費用で予算オーバーしない?」といった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。でも大丈夫です。ポイントを押さえれば、限られた選択肢の中でも、納得のいく家づくりは可能です。

【実践編】建築条件付き土地での理想の家づくり|指定メーカーとの交渉術と注意点
1. 打ち合わせの流れと最初の確認ポイント
土地の契約が終わると、すぐにハウスメーカーとの打ち合わせが始まります。私たちの場合は、以下の流れで進みました。
- 初回打ち合わせ(ヒアリング):家族構成、ライフスタイル、希望の間取りやデザインを伝えます。
- 間取りの提案:ヒアリング内容をもとに、メーカーから間取りのプランが提案されます。
- 仕様・設備の決定:壁紙、床材、キッチン、お風呂などの仕様を決めていきます。
- 見積もりの確定:最終的な見積もりを確認し、建築請負契約を結びます。
ここで一番大切なのは、最初の段階で「どこまでが標準仕様で、どこからがオプション費用になるか」をしっかり確認することです。パンフレットに載っている素敵な設備も、実はすべてオプションだった…ということも少なくありません。後で後悔しないためにも、最初の段階で予算のイメージを共有しておきましょう。
2. 理想を叶える!指定メーカーとの交渉術
建築条件付き土地は自由度が低いと思われがちですが、工夫次第で理想に近づけることができます。
【交渉のポイント】
- 要望は具体的に、正直に伝える 「〇〇のメーカーのキッチンが良い」「リビングに大きな窓をつけたい」など、具体的な要望は遠慮せず伝えましょう。「こんなこと言ったら追加費用が高くなるかな?」と心配せず、まずは一度提案してもらうのが大切です。

様々なSNSで素敵なお家の仕様を簡単に知ることができます。私のおすすめはInstagramとPinterest。積極的に調べて、自分の思いを担当さんに伝えると良いです!
- 金額を把握しながら決める 追加費用がかかる場合、一つずつ金額を確認しましょう。「このキッチンにするとプラス〇万円になります」と、その場で教えてもらうことで、予算をコントロールしやすくなります。

金額はやはり気になるところ。どのくらいプラスになりますか?と遠慮せずに聞いて、把握することが大切です。
- プロの意見を参考にする 「この間取りだと、後々不便になりますよ」「この設備はメンテナンス費用がかさみます」など、プロならではの視点からアドバイスをもらいましょう。プロの提案を参考にすることで、住んでから後悔するポイントを減らせます。

不安がある場合はやってみたいことをしっかりと伝えつつ代替え案を出してもらい、検討することもできます。
3. 家事がラクになる!住んでみて分かった「魔法の時短」設備と間取り
食洗機の容量と位置: 食洗機は必ず毎日使うものです。我が家は45リットルのものと迷って60リットルのものを選んだのですがこれが大正解でした。なんと家族4人分朝昼晩の食器を1度に洗うことができます。食器を洗ったり拭いたりする作業が減るのは想像以上に最高でした。
幹太くんandアイアンバー: 坪数の関係でランドリールームを設けることは叶わなかったので、幹太くんを設置しました。幹太くん、一度使ってしまうともう普通に干すことに戻ることができません(笑)。洗濯物が1時間ほどでカラッとふわふわに乾きます。ハンガーに干す、外す手間がなくなり圧倒的時短です。
幹太くんにかけられないものは、アイアンバーに干すことができるので少しのスペースですが重宝しています。
独立洗面台: アイカ工業の独立洗面台を採用しました。おかえり洗面、トイレ手洗いを兼ねているのでコストダウンもすることができました。大き目の洗面になるので、朝の忙しい時間帯にも家族で横に並んで歯磨きをしたり支度をすることができます。
キッチンと横並びのダイニング: 食事を作ってそのまま配膳、片付けも横にスライドするだけ。何度も行き来する手間が減って時短and家事楽を叶えられました。
まとめ
建築条件付き土地での家づくりは、限られた時間と選択肢の中で、いかに効率よく進めるかが鍵となります。
でも、一番大切なのは、担当者の方と二人三脚で、納得いくまで話し合うこと。不安なことは遠慮なく相談し、プロの意見も上手に取り入れながら、あなたの理想の家を叶えてくださいね。

0歳と3歳の子育て中ママです。忙しい毎日の中でも、「わたしらしく整える」ことを大切に暮らしています。
このブログでは、育児・美容・セルフケア・麹を取り入れた暮らしなど、日々の生活に役立つ情報やおすすめアイテムを、体験をもとに紹介しています。
「ママをやめない。でも、わたしを忘れない。」そんな想いを大切にしながら、誰かの役に立てる記事をお届けしていきます。