家づくりを考え始めた皆さん、「建築条件付き土地」という言葉を聞いたことはありますか?
私たちは、数ある選択肢の中からこの「建築条件付き土地」を購入し、家を建てました。価格が手頃に見える一方で、「本当に自由な家が建つの?」「後悔しないかな…」といった不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな皆さんの疑問や不安を解消するため、私たちの実体験を正直にお伝えします。なぜこの土地を選んだのか、そして実際に住んでみて分かったメリット・デメリットを、これから家を建てる皆さんの参考になるようにまとめました。

【実体験】建築条件付き土地を選んだ理由と、後悔しないための決断
1. そもそも「建築条件付き土地」って何?
簡単に言うと、「この土地を買うなら、指定されたハウスメーカーや工務店で家を建てなければいけない」という条件がついた土地のことです。
通常の土地購入とは違い、「土地の契約」と「建築請負契約」を同時に、または一定期間内に行う必要があります。そのため、間取りや仕様の自由度は、注文住宅よりも制限されることが多いです。
2. 私たちが建築条件付き土地を選んだ理由
私たちの最大の理由は、「予算内で、希望するエリアに家を建てる」という目的を叶えるためでした。
- 価格の透明性:土地と建物の価格がセットになっていることが多く、予算オーバーしにくいと感じました。
- 土地探しの効率:人気のエリアで希望に合う土地を見つけるのは至難の業。建築条件付き土地は、信頼できる会社が販売していることが多く、土地探しの手間が省けました。
- スムーズな家づくり:土地と建物の会社が同じなので、打ち合わせや手続きがスムーズに進むだろうという期待がありました。
特に、忙しい子育て期間中に家づくりを進める私たちにとって、この「効率の良さ」は大きな魅力でした。

いい土地に巡り合うのに数年かかった、ハウスメーカーを決めるのに子どもを連れて何件も回った…なんてことも周りではよく聞いていました。
3. 住んでみて分かった!正直なメリット・デメリット
実際に家を建てて住んでみて、購入前に感じていたことと違う点や、気づいたこともたくさんありました。
【メリット】
- 打ち合わせがスムーズ:土地と建物の担当者が同じだったため、連絡がスムーズで、手続きの手間が少なかったです。
- 住宅ローンが組みやすい:土地と建物をまとめてローンを組めるため、手続きがシンプルでした。
- プロに任せられる安心感:間取りやデザインの選択肢が限られている分、プロのノウハウに沿って効率よく進められました。
【デメリット】
- 選択肢の制限:キッチンやお風呂などの設備や、床材、壁紙の色など、標準仕様からの変更には追加費用がかかりました。デザインの提案力が低いと感じることも。

デザインの幅は狭いと感じましたが、工夫次第では思い描いた家に近づけることも。
4. まとめ:建築条件付き土地はこんな人におすすめ
私たちの経験から、建築条件付き土地は以下のような方におすすめです。
- ✔️ 土地探しから家づくりまで、効率よく進めたい人
- ✔️ ある程度の自由度があれば満足できる人
- ✔️ 予算を大きくオーバーしたくない人
- ✔️ 信頼できるハウスメーカーに任せたい人
もちろん、全ての建築条件付き土地が同じではないのでメーカにしっかりと確認する必要があります。
この記事が、皆さんの家づくりの第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
次回は、「指定されたハウスメーカーとの打ち合わせ」について、具体的な交渉術や注意点をお伝えしますね。

0歳と3歳の子育て中ママです。忙しい毎日の中でも、「わたしらしく整える」ことを大切に暮らしています。
このブログでは、育児・美容・セルフケア・麹を取り入れた暮らしなど、日々の生活に役立つ情報やおすすめアイテムを、体験をもとに紹介しています。
「ママをやめない。でも、わたしを忘れない。」そんな想いを大切にしながら、誰かの役に立てる記事をお届けしていきます。