【麹の疑問】毎日食べても大丈夫?保存方法と注意点を徹底解説

麹と育てる、わたしと家族の元気ごはん

米麹を使った自家製調味料や梅ジュース、甘酒など、麹の魅力に気づいて「麹ライフ」を始めた方も多いのではないでしょうか?

でも、「麹って体に良いって聞くけど、毎日食べても大丈夫なの?」「せっかく作ったのに、保存方法が分からない…」といった疑問や不安を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、そんな麹初心者のママに向けて、麹を安心して毎日の食卓に取り入れるための疑問にお答えします。食べ方や保存方法、注意点などを知って、もっと気楽に、楽しく麹生活を続けましょう!


Q1:麹って毎日食べても大丈夫?適量はどれくらい?

A:はい、基本的に毎日食べても大丈夫です。

麹は、味噌や醤油、日本酒などの日本の伝統的な食品に欠かせない、昔から親しまれてきたものです。栄養豊富なため、毎日少しずつ摂ることで、腸内環境を整えたり、美肌効果を高めたりと、様々な嬉しい効果が期待できます。

ただし、麹を使った食品には塩分や糖分が含まれているものが多いため、食べすぎには注意が必要です。

一般的な麹食品の適量の目安

  • 塩麹:大さじ1〜2杯程度(料理の味付けに使う分には問題ないでしょう)
  • 醤油麹:大さじ1〜2杯程度
  • 米麹甘酒:1日コップ1杯(150〜200ml)程度

もちろん、これはあくまで目安です。普段の食生活や体調に合わせて調整してくださいね。特に、塩分を気にされている方は、塩麹や醤油麹の量に気をつけるようにしましょう。

Q2:手作りした麹調味料の保存方法は?どれくらい日持ちする?

A:冷蔵庫での保存が基本です。

手作りの塩麹や醤油麹、甘酒は、発酵が進みすぎないようにするためにも、冷蔵庫での保存が基本となります。

麹食品の保存方法と日持ちの目安

  • 塩麹・醤油麹:清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で3ヶ月〜半年ほど保存可能です。色が濃くなったり、風味が変わってきたら、少しずつ使い切るようにしましょう。
  • 甘麹:清潔な密閉容器に入れ、冷蔵庫で1週間〜10日ほど保存可能です。冷凍保存も可能で、製氷皿に入れて凍らせておくと、使いたい分だけサッと使えて便利です。
育休ママ
育休ママ

もし甘麹が期限内に使い切らない•••と思ったら、甘麹を水で割った甘酒と同量の水切りヨーグルトを混ぜて凍らせるだけで、腸活アイスの出来上がりです!レモン汁やフルーツ、蜂蜜を足しても◎

※保存期間は目安です。容器の清潔さや保存状態によって変わります。異臭がしたり、明らかにカビが生えた場合は使用しないでください。

Q3:赤ちゃんや子どもに食べさせても大丈夫?

A:はい、離乳食後期(生後9ヶ月頃)からを目安に、少量ずつなら大丈夫です。

米麹は、離乳食にも使える安全な食材ですが、以下の点に注意が必要です。

  • 塩分・糖分に注意:離乳食の時期は、まだ内臓機能が発達しきっていないため、塩分や糖分は控えめにすることが大切です。塩麹や醤油麹は、ごく少量から使い始めるようにしましょう。
  • 加熱して使う:麹菌自体は加熱で死滅しますが、酵素や栄養は残ります。生で与えるのではなく、必ず火を通して使うようにしてください。
  • 甘酒は薄めて:米麹甘酒は、お米本来の甘みが強いので、離乳食に使う際は水や白湯で薄めるか、他の食材と混ぜて使ってあげると安心です。

心配な場合は、かかりつけの小児科医や管理栄養士に相談するようにしましょう。

育休ママ
育休ママ

3歳の息子は麹を使ったご飯をよく食べます。お肉は冷めてもしっとり柔らかくなり、旨みもアップ!前日に塩麹に漬け込んでおいた胸肉のソテーをお弁当に入れると、「ママ!あのお肉おいしかった!」と弁当箱をピカピカにして帰ってきました。そして驚くほどお通じが良くなります

Q4:麹食品を作る上で失敗しないための注意点は?

A:とにかく「清潔」にすることが一番大切です。

麹は、雑菌に弱く、カビが生えやすいデリケートな食材です。失敗しないためには、以下の点を徹底しましょう。

  • 容器・道具の消毒:使う保存容器やスプーンなどは、必ず煮沸消毒をして完全に乾かしてから使いましょう。
  • 水分を避ける:容器に水分が残っていたり、素手で触ったりすると雑菌が繁殖する原因になります。
  • 混ぜる習慣:特に仕込み始めの塩麹や醤油麹は、毎日清潔なスプーンで混ぜて空気に触れさせることで、発酵が均一に進み、カビの発生を防ぎます。
育休ママ
育休ママ

麹を扱うときに、清潔にすることさえ気をつければあとはとても簡単。煮沸消毒が大変な方はパストリーゼを使用するのもオススメです!


まとめ

今回は、麹を毎日の食生活に安心して取り入れるための疑問にお答えしました。麹は、昔から日本人の健康を支えてきた素晴らしい食材です。

難しいルールはありません。「清潔に」「適量を」「気楽に」続けることが、麹生活を楽しく続ける一番の秘訣です。ぜひ、日々の食卓に麹を上手に取り入れて、ご家族みんなで健康な毎日を過ごしてくださいね。

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